paris 5
サントシャペル教会の前のカフェでランチ。
フロマージュ・ジャンボン(チーズ・ハム)のオムレツ。
サラダがもりもりなのがうれしい。
カフェのプレートはどこもサラダがたっぷり。
そしてやっぱりチーズがうまい。
マダム観察がなにより楽しい。
むっちりしたそばかすの二の腕に、金髪のショートカット、
ゴールドのでっかいアクセサリーとかがほんとに似合う。
昼過ぎくらいにはすごい行列の入口も、ちょっと午後になったらすいてくるので
サントシャペル教会へ。
ここは入場の際、荷物チェックの窓口の数が少ないセキュリティーに時間がかかるので、
どうしても行列ができてしまうのです。
効率が悪く、でもあせらずゆっくり仕事するフランス人。ゆるい。
適当な感じがこの国のよさ。と体を慣らして、
前のかわいい子供とアイコンタクトで遊びながらのんびり進む。
チケットを買うにもしばし時間がかかり、やっと教会の中へ。
狭い階段をぐるりぐるりと登りきると、突然広がる空間は一周圧巻のステンドグラス。
ここのステンドグラスは息をのむ美しさ。
何回か来ているけど、やっぱり、おぉぉぉぉ。と低い声が出てしまう。
母とおそろいのアクセサリーを買ったシテ島の小さなお店のお兄さんが、
ちょっとみてごらん、と店の奥にあるキノコを見せてくれました。
すごい、絵本にでてくるようなキノコがキャンパスバッグにたくさん。
朝、バイクで森に取りに行ってきたんだって。
素敵な革靴が泥だらけだったので、その靴で森に?!って言ったら、
そうそうと素敵な笑顔。おくさまはそれをいつも嫌がると。私もそう思う、などと。
で、このキノコをビネガーでボイルして、オイル漬けにして保存して、
パンに塗ったりして食べるととってもおいしいんだって。
こんなちょっとしたコミュニケーションが
旅を何より印象深く、楽しくしあわせにしてくれる。
その土地を好きになるかならないかって、こんなことの積み重ねのように思う。
ここで生きてる人の日常をちょっと教えてもらってなんだかとても素敵な時間だった。
0コメント