● 原田先生 2月お稽古






2月も、お生花の水仙から。
水仙のこんないけかたと出会えて、本当にしあわせ、ってくらい、心底美しい。

“正式な”方法、井筒くばりで。
先生が太目に割って持ってきてくださった竹を、
トントンと小刀でまた割り、2分(6ミリ)にする。
そして、また小刀を使い、今度は厚みを削っていく。

井筒くばりの井筒の井の字は、「井戸」の井。
井戸は、汲めば汲むほど水が湧く。
それを人に例えたら、考えが次から次へと考えが湧き出てくる人、
つまり、徳の高い人。
そんな意味のある「井の字」の井筒くばりなんだって。すてき。
そういう日本語の感覚、考え方、とてもすてき。

やっぱり花は哲学だ。








お生花。梅の1種いけ。おげんちょに。
ターンとまっすぐな梅の新芽。
それはそれはいさぎよく、素晴らしく気持ちよいまっすぐさ。
真は背骨。








2日目は、たてはな。
雪柳、椿、レザーファン、なでしこ。
もうもう、ゆきやなぎの軽やかなこと。
先生がおっしゃった「はずみの美しさ」。ズキュン。




先生が、すっといけられた椿。

葉先の動きのかわいさ、虫食いの葉、
後ろにたたずむ1輪、
枝のうごき、
もうもう。なんてすてき。

。。。こうは、できないんだよぉ。
先生を「いけたくなる」気持ちにさせた椿の一枝。

こんなに素敵にいけてもらって、よかったねえ。


atelier LOTTA

いつもの空間にお花を加えると・・・ ちょっと気分が変わったり、ほっと癒されたり、 なんだかうれしい気持ちになったり。 LOTTAは お花のあるシアワセな時間の 提案ができたらうれしいな、 とスタートした教室です。 お花にふれて、 無心に集中したり、みんなで楽しく笑ったり、 贅沢な自分のための時間を 楽しんでいただけたらうれしいです。