● 原田先生10月お稽古
「赤目柳」と「小菊」
テキストはこんな感じ。絵で書いてあります。
これが前後や横の広がりが一番わかりやすいんです。
赤目柳はとっても「ため」がききやすい。
でも。この「ため」。難しい。
曲げるのは簡単なんです。柳は。でもね、曲がりが不自然なの、私のは。
先生がさわると、その枝は、下から本当にすーーーーっと血液が流れるように、
もとにあったときよりも、いきいきと美しくなるんですよ。
あの先生の手を見に、私は東京のお稽古に行っていると言っても
過言ではないのです。
何回か生けなおした時、
先生がふと「なおした後かと思ったよ」と言ってくださった時うれしかった~。
「木瓜」(ぼけ)
この時期にぼけ!
あるんですねー。びっくりしました。あるんですって、秋にも。
なんだかお正月のような気分♪
ぼけの枝の素敵さったら!いける前から絶対素敵になる!って思った。
一枝落としたり、一枝たしたり、その瞬間で空気が変わるんです。
やっぱり!すんごく素敵だった。
もうため息しかでない美しさでした。
こちらは他の方がお稽古していた「さざんか」
大ぶりの枝をそのままいかして。
なんて素敵なのーーーーーーっ。
やんわりとたれさがる枝。つややかな葉。その先の花。
いつも日記を読んでくれている友人が、
先生のお花をみて「魂を感じる」といった。
一流のものにだけ存在する「なにか」。
なんて贅沢な時間なんだろう。
0コメント