(No Title)
桜一色立花
今月も山口の原田耕三先生の花稽古へ。
もう片道6時間なんて全く苦にならないくらい贅沢で濃い稽古。
生徒たった2人で朝から晩まで、丸々2日間の稽古。2日目の稽古は朝8時から18時。すご。
でもあっという間に終わっちゃうのです。
今回は桜三昧のお稽古。
自分より大きな枝を何十本とぐわーっと稽古場に広げてなんと贅沢なお稽古。
ハサミや小刀だけでは扱えないので、のこぎりやナタなども駆使していけていきます。
立花はほとんど大工さん。
稽古のはじめには必ず「稽古始めの稽古じまい」といわれるハランの生花をいけます。
すべての基本。なにより大切。
地味ですが、キマると本当に美しい。
1日目はハランの生花、桜の生花。
2日目はハランの生花、桜の生花、桜の立花。
枝の成りを生かして、臨機応変に、見どころをしっかりいかして。
もちろん規矩に基づいていけていくのですが、ひとつとして同じ枝はないので、
その都度、見極めがとても大事。
「切るはいかすことです」
原田先生の師、岡田幸三先生が原田先生に譲られた小刀のさやに残してあった言葉。
先生に手直しして頂く時、はっと気づくこと、わぁ!と心が震えること、
毎回、新しい感動を味わいながら、ひとつひとつ大切に心に刻みます。
古典の花は本当に美しい。花の存在を尊重し、大事にしている感じがする。
もっと上手になりたいな。
今、花と向き合う時間がなにより楽しい。
本当に原田先生に出会えて、わたし幸せ。
桜 生花
桜 生花
桜 生花
桜 生花(正面)
横から (前→)
葉蘭 生花 5枚
葉蘭 生花 9枚
立花 (真・サンシュユ)
桜 生花
桜 生花
こちらは3月にいけた花。
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