奈良へ




5月は
奈良県桜井市、多武峰(とうのみね)で行われる「談山能」を観るため
緑薫る奈良へ。

観阿弥・世阿弥が本拠地としたこの多武峰・淡山神社(妙楽寺)で
この神社に伝わる「摩陀羅神面」(まだらしんめん)という面を使って、
観世宗家の「翁」の奉納が行われるという貴重なお能。

観世流宗家、宝生流宗家、大倉流も宗家、
すすすごすぎる面々を真近で!

常行堂の権殿を会場とする、お能の原点のような体験。

開け放たれた空間には、風が通り、木のざわめき、鳥の声が聞こえ、
すり足の音、衣の動く風までも感じられる素晴らしい体験をしました。
恥ずかしながら、初めてお能を心からおもしろい!!と思い、
もっと観たい!!と思いました。寝なかったもん笑

























奈良の山の中で
古の人々に想いを馳せ、
体の芯まで清らかになるような深い深い緑に包まれ、
素晴らしいお能を感じることができて、
宝物のようなときを過ごしました。

こんな時間に出会えて幸せ。
こんな世界があることを知ることができて幸せ。

世の中には楽しいこと、素敵なことがたくさん!!!!!

これからも素敵なことに、美しいものに、時をこえて伝えられてきたものに、
出会えますように。

10年前に出会った岡田幸三先生の花をきっかけとして、
原田耕三先生を師として花を始め、花と向き合ってきたけど、
最近、花だけじゃなくて、世界がグングンと広がり始めた。
全てつながっていて、どの世界もリンクしている。
点と点がつながって線になった瞬間はドキドキするくらいうれしい。
もっともっと知りたい!感じたい!と思う今日この頃。
面白くて仕方ありません。
日本はすごい!

もう感謝しかないのーー!
かみさまありがとー!








奈良もいつもは、高畑のあたりで大好きな新薬師寺さん、志賀直哉邸コースが多いので、
桜井まできたらいつもは行けないところに。
桜井は大学のゼミ旅行以来!(私専攻が古事記、卒論三輪山信仰でした)

安倍の文殊院で国宝の文殊菩薩さまに

聖林寺で国宝の十一面観音さまにお会いしました。

快慶作の大きな大きなお獅子に乗った文殊菩薩さまは
そのまま雲海を駆けてゆきそうにおおらかで、

蓮のお花をもった十一面観音さまは、指の先まで美しくて
静かでお優しくて、大好きな人のことをお祈りしてきました。

その帰り、入り口で撮った写真に美しい光が。
なんだか祈りが通じたみたいでうれしかった。

だから絶対大丈夫。




atelier LOTTA

いつもの空間にお花を加えると・・・ ちょっと気分が変わったり、ほっと癒されたり、 なんだかうれしい気持ちになったり。 LOTTAは お花のあるシアワセな時間の 提案ができたらうれしいな、 とスタートした教室です。 お花にふれて、 無心に集中したり、みんなで楽しく笑ったり、 贅沢な自分のための時間を 楽しんでいただけたらうれしいです。