(No Title)
福岡に行ってきました。
原田先生のたてられた桜を見るために。
“花を愛で 茶を愛で そして 人を愛で ” という今回の企画。
3月31日、4月1日
@ 八女市星野村 茶の文化館、星野焼展示館
本当に夢のような企画。
福岡八女市の山奥、星野村というところで茶会と花会のコラボ。
先生がたてられるのは
花宇の西畑清順さん(http://blog.hanau.jp/)から空輸で届いた桜。
四方正面、桜一色の立花。
もうもう感動。
わたし一生忘れないと思います。
4メートル近い大きな大きなしだれ桜の真。
池の真ん中にたてられた立花(りっか)。
ぐるうりまわりも歩けるのだけど、どこから見ても完璧な美しさ。
これが「四方正面」というものなのですね。
ほんとにすべてが完璧なバランス。美しさ。
「四方正面」というのは、それに適した「場」がないとできないこと。
まさにここは四方正面のための場!
陶釜がモチーフになっているこの建物は、八角形の回廊式のギャラリーになっていて
中心、池の上は吹き抜けになっていて、空!
雨も降るし、風吹くし、雪も舞い降りてくるつくり。
自然光がたっぷりふりそそぎ、
ときおり風で桜のはなびらハラハラと舞い落ち、鳥の声まで聞こえるのです。
私はここで2時間以上この桜を見続けたのだけど、
お客様の波が途絶え、だれもいない時の静寂の中、
この大きな大きな桜と向き合う時間は本当に贅沢な時間だった。
ずーーーーーっとこうしてたいと思いました。
本当に行って良かった。
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