山口・宇部の稽古
いつもは東京にいっている原田先生のお稽古。
今月は先生のご自宅、稽古場がある山口県宇部市へ。
新幹線で行ったので、駅までむちゃくちゃアクセスの悪いうちを10時に出て、
なんだかんだ17時頃宇部新川駅着。
長旅ですが、電車も一人旅も好きなので、これも結構楽しい。
宇部のローカル電車は、パリの地下鉄みたいに自分でボタンを押してドアの開け閉めをする電車。
しかも宇部線はトリコロールカラーでかわいい。
稽古は朝9時から17時まで。
お花は他の生徒さんがお山で採ってきてくださったものも含め、贅沢な花材。
稽古2日目の早朝、私も花を採るのにつれて行ってもらいました。
朝日の中で花を摘むのは感動しちゃう時間でした。
秋の草花はほんとに趣があって、たまらなくすてき。
1日めはハランと柳の生花(しょうか)の稽古。
2日目は、秋のカキツバタの生花と秋の花でのたてはな。
秋にかきつばたをいけるの初めて!
枯れ葉をいれて。
初夏のかきつとまた違う風情。
集中して花と向き合う時間がとても気持ち良い。
花と向き合う時間は、何にもかえがたい、とても大切な自分だけの時間。
すべての雑念を除去。
柳。ハラン。
基本こそ最も難しく、大切で、すべてのものにつながってゆく道筋なのだなぁ。
などと思いながら・・。
本勝手、逆勝手を繰り返す。
派手さはないけれど、たまらなく美しい。
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