● お稽古
原田先生のお稽古。
今、私にとって最も刺激的な時間。
前の日の夜から朝方目がさめてしまうくらい(2度寝しますが)
遠足前日のお子状態。お菓子は200円までですよ。
今月は水仙と柳。
水仙。
こんなに美しかったんだね、君は。
はかまってこんなに大切な役割をするんだね。
きゅきゅっとはかまに葉を入れなおす。むずかしいっ。すごくむずかしい。
ぴっちりとジャストサイズではまっている葉を組みなおし、またはかまに戻す。
やっぱりむずかしい。
たった4枚の葉と数輪の花で、本当に「凛」と、すごい存在感。
すごい。
先生の指先で、葉のひねりは自由自在。とたんに風が吹くんです。
魔法のようです。
理屈を説明してくださると、頭ではわかるんだけど、手が思うようにいかない。
理屈もおもしろい。植物の育つ過程を考えればそうか!と思えることなんだ。
しばらく今月も水仙の葉っぱで練習だ。ねぎをみても、はかまをはずしたくなってしまうまで。。(あ!しまった寸胴が。割れたんだっけ。)
花のとめかたも、すごく素敵。水仙は井筒配り。
竹を割って、作ったもので、組んで花をとめるんです。
すごく合理的で美しい。(ただ私にはものすごくむずかしい)
技ってすごいよね~。
そ・し・て。
はさみ!先生が用意してくださったは・さ・み。
うれしーっ。私の花鋏ー!
手帳の京都の行きたい店メモのページに、ひさご・親子丼とか、おいなりさん・中村屋とか、はふう・かつサンド、なんていうとなりに何年も書いてあった「安重打刃物店」のもの。うれしいな~。出会えたね~。
大事にしよう。いっぱい使おう。
素敵な方とお話させていただくと、未知の世界はまたひろがって、
もっと知りたいな、となり、
そういうのが学びたいという気持ちなんだな、なんて今さら思ったりするのです。
と、今月のズキュン。
「空に花」
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