● お稽古






先月ダウンし、泣く泣くお休みした原田先生の東京でのお稽古。
今月は意地でも行くぞっと。

やっぱり、このお稽古、最高の時間です。

今月は、彼岸桜とさんしゅの枝。

1日目は、大好きな博識にいさまの
なんとも素敵な銅の御玄猪(おげんちょ)をお借りして、彼岸桜を。
たくさんのつぼみのついた、小さくかわいらしいさくら。
真の枝を決め、枝をため、美しい姿を探す。
先生が、ぱっぱっと枝を落とすと、
瞬間で生まれ変わる世界。

最後に際まで水をいれると、そこには、水鏡。
水は美しく。
水鏡には、自分の心がうつるから。
花をいけるこころがうつるから。

いけた花には、こころが全部うつっちゃう。

ほんと映る。

先生に直していただいた花は、本当にうれしそうで美しい。
すいこまれるように美しい。








2日目は、寸胴にさんしゅをいける。

真に寄り添う、「そえ」。
独立しつつも、真に寄り添うよう、真に向かう意志をこめる。
「あなたのほうを向いています」と。
(そんな枝に私もなろう。かな。。)
先生の手で、なんとも美しく生まれ変わる花。
すごいんだよ、ほんとにすごいの。
ひとりで大興奮なんだけど、ほんとにすごいの。
すっと添うの。
ふっとしまるの。
長嶋さんみたいだけど、しゅっとなってぐわっとなってきゅっとなるの。

「間」の空間のすごさ。

普遍的な美。

それは、もうなによりドキドキする。

技・こころ。




そ・し・て!
今月先生が用意してくださった道具。
小刀と小さいのこぎり。
のこぎりのさやはなんと先生のお手製!
うれしいーーーーっ。
私の道具たち。
どんな枝だってのこで切っちゃうよ。
くばりだって、小刀で上手に作れるようにならなくちゃ。
ぴたっととまる配り。
それができなきゃ、いけはじめられない。
使ったら、にいさまに作っていただいた藁のできゅきゅっとして油を塗って。
毎回きちんと手入れをするのだ。


道具とは、「道を具えること」と。

大切に、使おう。


と、今月のズキュン

「水かがみ」

追加ズキュン

「ふはふは」「かろかろ」

あー早く来月にならなかろーかー。




atelier LOTTA

いつもの空間にお花を加えると・・・ ちょっと気分が変わったり、ほっと癒されたり、 なんだかうれしい気持ちになったり。 LOTTAは お花のあるシアワセな時間の 提案ができたらうれしいな、 とスタートした教室です。 お花にふれて、 無心に集中したり、みんなで楽しく笑ったり、 贅沢な自分のための時間を 楽しんでいただけたらうれしいです。