(No Title)
ふふふ。楽しみ楽しみな月に1度のお稽古。行ってまいりました。
ついこないだ、早く来月にならなかろ~か~という日記を書いたばっかりのような気がするのに、あっというまに今月のお稽古。
1ヶ月って早いですのー。
今月は「花菖蒲」。
初夏ですね~菖蒲ですよ、菖蒲。こどもの日。
まー難しい。
葉を組みなおして、生けるのですが、まーーー難しい。
きっと脳みそがつるっつるの私は、やってるうちにわけがわからなくなってきます。
おもて・うら、これは真の葉で、真の花の方を向くから、えーと、こっちを裏にして、
裏ってことは、えーと、葉っぱがへこんでる方で、、こっちかな、、
ということは、ツメはこう向きあって、んで、こっちが長くて、、こうか?、ん?こうか?
なんて具合に、一生懸命です。
3時間のお稽古ですが、あっっっというまに時間が経ってしまいます。
よくみると、菖蒲の葉は先がキュッと曲がりがあって、それをツメと呼ぶそうです。
葉の表と裏も、へこんでいる方が表、もしくは、葉脈がくっきり2本のほうが表。
すっと力強く立ち上る菖蒲、端午の節句には本当にぴったりの凛々しいお花。
直線的な葉の線を、副えの一葉だけ、ほんのちょっとゆらりとなぞると、
つーっとやわらい線が!
強いだけでなく、すっと入る優しさ。
深みってこういうことなのですか。すごい。
花を美しくいけるためには、
植物をよく見るということ、
出生をよく観察することがすごく大事なんことなんだな、といつも感じます。
きっと、花をいけることは、単純に水にはなをいれるってことではなくて、
草木そのものの美しさをよく理解し、
それによって美を表現することなんだと思う。
花がいきいき、地にあったときよりも、
よりいっそう美しく、いけてあげなきゃだめなの。きっと。
そのためのお稽古なの。
先生のいけてくださった花。
それはそれは美しいんだもの。
精進。精進。日々精進です。
来月はパリなので泣く泣くお稽古はお休み。
どこでもドアがあったら、パリからでも行きたいくらいのお稽古なのです。
ところで。
端午の節句、5月5日の菖蒲湯 (Click!) ってね、
このお花をお湯に入れるんじゃないって知ってました?
私は知らなかったのです。
今回いけたのは、「花菖蒲」。
お風呂にいれるのは、「菖蒲」。
違う植物なのですー!
「菖蒲」はお花じゃなくて、葦の先にみたいのがついてる植物でした。
(にいさま曰くソーセージ。笑)
うっかりお稽古の葉っぱで意味不明なお風呂につかるところでした。
あやめ、かきつばた、はなしょうぶ、実は違いがよくわからなかったのですが、
すごくわかりやすく比較してあるサイトを発見!→ (Click!)
「あやめ」、「はなしょうぶ」はアヤメ科・アヤメ属、なのに対し、
「しょうぶ」はサトイモ科・ショウブ属。
「しょうぶ」はショウブ属なのに、「はなしょうぶ」はアヤメ属。なんで??
「はなしょうぶ」のくせにショウブ属じゃあないんだねぇ。おかしいの。
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