● 原田先生お稽古@浜町






いってまいりました。毎度大興奮な原田先生のお稽古。

7月は1日目は雲竜柳。

くねくね くねくね。
とてもくねくねなこの枝。








花器からこぶしひとつ分の足はまっすぐにいけるお生花。
どうしてこのくねくねサンをまっすぐに??

今回、私はこの、くねくねを正す、「くさび」技に夢中。
すごいんですわ。

くさびっていうのは、
まっすぐにしたい部分に切り込みをいれ、
そこに同じ枝からとったパーツをはめ込み、
曲がり部分をまっすぐにしてしまうという技。

すごーーーーーーー。こんなことしてたんだーーーーーーーー。
と。






そして、今回、先生が用意してくださった、
わたしの!「おげんちょ」!
青銅の素敵なお玄著です。
うれしいうれしいうれしいっ。
すんごく重いけど、うれしい。

寸胴と、お玄著と、鋏と小刀とのこぎりと。
ふふふ。お道具たち。

お玄著にはお花をいけたら、たっぷりと水をそそぎ、「水鏡」。
いけたこことがうつっちゃう「水鏡」です。
ごみひとつあってはだめなんです。
柳の枝のつき方は、見極めるのがとても難しかった。

一枝、一枝、ちゃんと役割があって、
ちゃんと見極めて落としてあげると、びっくりするくらい生まれ変わる。
いける前は、なんのことないと思った一枝が、
本当に、絶対必要な素晴らしい枝だったり。    

先生の パシン パシン と枝を落とす鋏の音は、
迷いがなく、なんでこんなきれいな音なんだろう。

こころのおくーーの方まで届くここちよい音なんです。

岡田先生と原田先生に出会って、
花を生けるのは哲学だなって、知りました。

私はね、先生に、お花だけじゃなくて、
お花を通して、生き方も教えていただいていると感じてます。








こちらはTさんがいけた「おみなえし」
早くも秋のかおり。

すてきすぎるーーーーー。

7月のズキュン

「たおやか」

「むりをしてはよい花にはならない」

「適材適所」

「座」


たおやか、ってなんて美しい日本語なんだろう。
「おみなえしのたおやかさが・・・・」
って先生の言葉。ずきゅん。


そうそう。
9月号の「和楽」を本日送っていただきました。
ありがとうございます。
なんと!今月号は!大好きな海老さまの特集!
海老さまと同じ号にのるなんて。のってるんですわ。これは家宝です。
7月の歌舞伎座も、そりゃあよかったです。
あーー海老さまの「暫」、また観たい。。


atelier LOTTA

いつもの空間にお花を加えると・・・ ちょっと気分が変わったり、ほっと癒されたり、 なんだかうれしい気持ちになったり。 LOTTAは お花のあるシアワセな時間の 提案ができたらうれしいな、 とスタートした教室です。 お花にふれて、 無心に集中したり、みんなで楽しく笑ったり、 贅沢な自分のための時間を 楽しんでいただけたらうれしいです。