● 原田先生　お稽古　＠人形町

毎月私の最高に贅沢な時間、原田先生のおけいこ。

６月は「かきつばた」。

本勝手

逆勝手

逆勝手の葉組み

先月のしょうぶと似ているけど、
お生花をやってから、こんなにも違う花だったんだとわかった。

「しょうぶ」がすっと直線的な男性的美しさならば、
「かきつばた」はやわらかさを持つたおやかな女性的な美しさ。

今月は２日間とも、ひたすらかきつばたをいけることにした。
２日目のお稽古は、１３時～２０時までのロングセット。ゼイタクっっ。

１日目、３時間のお稽古で、どうしたってもうまくいかなくて、
先生にみていただいたのはたったの１回。
葉っぱはくっつかないし、
葉組みも逆だったり、葉の裏表も混乱するし、集中力も切れ。。
自分でも混乱。。ちょっと悲しくなる。

２日目。
ロングセット、おいしいランチで気合をいれ、再び、かきつばたに挑む。
葉っぱがくっつかなかったのは、葉の裏表の葉組みがきちんとできていなかったから。
脱脂綿での葉のこすり方がたりなかったから。
昨日のダメポイントをくりかえさないように。
（私、今まで、こんなにまじめなことあったかしら～。ないね。）
何回かいけているうちに、昨日のような混乱がなくなったーー。
うれしい。ちょ～っっとだけ、手が覚えた気がする。
本当に、練習あるのみなんだなぁ。
手が覚えるまで、頭と体がつながるまで、とにかくやるんだな。
その感覚がちょっとわかっただけでもうれしい。

２日目のたてはな。
南天、梅花うつぎ、アスチルベ。
ぐーーーっとまっすぐな南天。少し葉を落とし風通しをよくして「真」に。
たてはなきもちーー。
「うけ」に梅花うつぎ。ものすごい奥行き。

優しくアスチルベを「下草」
長い梅花うつぎの一枝を切り取り、
すっと横にはいるとまたぐっと雰囲気がかわる。
はあ、すごいわあ。

ほんと。花って宇宙だわ。